
チェルシーこどものひろば
『代表あいさつ』
この度は、当教室のウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
チェルシーこどものひろばは、ロンドンで生活し、育っていくこどもたちに、
「日本語を学び 日本の文化行事を体験する機会が欲しい」
という、チェルシー地区のお母さん方の声から、2001年9月にスタートし、
おかげさまで20周年を迎えることができました。
最初は、Park Walk にある小学校の小さな一部屋を借りて3〜5歳のお子さん8人で始め、その後、生徒さんが小学生の年齢になった時、海外で暮らしていくお子さんのための日本語と日本文化を楽しく学べる小学生クラスもスタートしました。
海外に住むお子さんには、小学生になっても日本語だけでなく 日本文化や行事を同時に学び体験していくことが大切と考えています。現在も、幼児クラスと小学生クラスの3歳〜15歳の生徒さん約90人が、日本語と日本文化を毎週、学習、体験しています。
今なお、あれから20年経ってもご両親のお子さんの日本語に関する想いは、
日本の行事や文化を知って体験して欲しい
日本の家族や友達と会話ができるようになって欲しい
日本語で手紙が書けるようになって欲しい
日本の本や新聞が読めるようになって欲しい・・
たくさんの想いと希望に溢れています。
同時に、英語での生活の中で、どのようにしたらバイリンガルになれるのかと不安もあることでしょう。
確かにイギリスで生活していくお子さんが、何もしなくても大きくなれば自然に日本語が身について話せて書けるようになる・・・
ということは非常に稀で、お子さんとご家族の努力と環境が不可欠です。
また、現地の学校に通い始めた途端、お子さんの英語がどんどん強くなり、日本語を話さなくなってきても、めげずに日本語のシャワーをたくさん浴びせ続けていくことも大切です。
私は、お子さんの日本語の成長に『にほんだいすき!』という気持ちが大きく影響すると考えています。この「だいすき」という気持ちが意欲を持続させ、学ぶ力、伸びる力に繋がると考えてます。
当教室では、わかりやすく 興味や好奇心を引き出すような日本語の授業や活動を通じて、幼児クラスから、日本の『文化』『伝統』『日本人の感性』も学ぶ活動を続けて参りました。
今後も『日本人のアイデンティの確立』がお子さんの自信となり、さまざまな場で活躍できるよう、保護者の皆さんと連携して『日本人の心』を育んでいける環境を提供し続けていきます。
そして、全生徒が『にほんだいすき!』と 心豊かに育ってくれることを心から願っております。
代表 鈴木久美子
『チェルシーこどものひろば』の名前の由来
こどものひろばを始める時に、名前をつけることになり「〜学校」「〜スクール」とつく名前以外で考えていました。
こどもたちがいつも行きたいと思うところはどこだろう・・・そう考えた時、こどもの頃に、友達と一緒に夢中に遊んだ大好きな場所だった公園や空き地が思い出されました。
こどもたちが自ら行きたいと集まる場所、行けば楽しいことがあるとワクワクする場所、大好きな友達と一緒に遊びながら笑顔で学び合える場所、そして、大好きな場所・・・
『チェルシー こどものひろば』は、お子さんにとって、そんな広場のような笑顔いっぱいの大好きな場所でありたいという想いを込めて、名付けました。